Foodie or not? : Chez Panesse

私は食べることが大好きですが、Foodie(美食家)と言えるほど自分の食べるものにこだわっているわけではありません。
素材や産地のデータは提供されれば興味深く読みますが、何も考えずに見て美味しそうなもの、食べて美味しいものを選んでいるだけです。
よって、時に邪道ともいえるであろうお店に通ったり、人におすすめしたりしてしまうこともあるのですが、カリフォルニアにたくさんいるであろう真のFoodieの方々が信仰してきたこのレストランは、紛れもなく王道であり、Foodie or notに限らず、多くの方々がピュアに美味しいと感じ、幸せな気持ちになれるお店ではないかと思いました。

Berkeleyで最も有名なレストラン、Chez Panesse(シェパニーズ)
夫婦の記念日を祝うため予約を試みましたが、希望する日の予約は(その時点で数週間先でしたが)既に埋まっており、その数日後のとある平日に2席を確保し、訪問を心待ちにしていました。
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この店のオーナーは、Alice Watersさんという1944年生まれの女性シェフ。
オーガニック野菜を使った地産地消のカリフォルニア料理を世に知らしめた先駆者で、アメリカ料理の母と呼ばれているとか。料理の本も多く出版しています。

彼女は元々、NYのお隣のニュージャージー出身、つまり東海岸の人間だったのですが、UC BerkeleyでFrench Cultural Studiesを専攻したことをきっかけにバークレーとの縁ができました。
学生時代に留学したフランスで、現地で採れた新鮮な野菜や果物を市場で購入し調理するスタイルに感銘を受け、(同じく新鮮な野菜や果物の採れる)北カリフォルニアでも同じようなスタイルを広めていきました。
また、前述のFree Speech Movementが起こった際、まさにUC Berkeleyの学生だった彼女は、この活動に積極的に参加し、仲間たちを料理で励ましました。

卒業後、欧州を旅することで料理や教育に関するさまざまなインスピレーションを得たのちの1971年にChez Panesseを開業しました。
当初は自分の友人たちをもてなす店として、その後、地元の農家や生産者とのネットワークを構築し、一般向けのレストランとしてお店を拡大していきました。

料理は日替わりのコースメニューとなっており、お値段は曜日によって異なります。月曜が65ドル、火~木曜が85ドル、金・土曜が100ドルです。
訪問したのは85ドルの日で、メニュー内容は以下の通りでした。
(前菜)Sea scallop, Gulf shrimp, and razor clam with cherry tomatoes and anise hyssop
(パスタ)Hand-cut tagliatelle with summer vegetables and herb pesto
(メイン)Spit-roasted Llano Seco pork loin with sage,Chino Ranch corn fritter, roasted sweet peppers, and pickled peaches
(デザート)Strawberry bombe glacee
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どのお皿も、想定よりもクラシックで、素材の上質さが主役になるよう計算された味つけでした。
まるで日本で懐石料理を食べているかのような美しいパレットと、優しい味わい。
サンフランシスコのCommonwealthで感じたような斬新さは感じませんでしたが、長く愛される店の自信とオーナーのプライドを見せつけられました。
そして、素晴らしいサービスと笑顔。自分がレストランを開くならばやはりこんな店だろうか、ととても幸せな気持ちに浸った夜でした。

Free Speech!

あっという間に6週間が経ち、Berkeleyでのサマープログラムは終了し、帰国してしまいました。
あまりの蒸し暑さにへとへとになり、早速ホテルのプールでリゾート気分でもと思ったのですが、非宿泊者向けの利用料の高さに手が出ず。東京でリゾート気分を味わうのは難しいです。
まだまだ更新できていない情報がありますが、今週来週にかけて精力的にアップしていきます。忘れないうちに。

今回は、毎日通っていたFree Speech Movement Cafeの紹介です。
UC Berkeleyのキャンパスにあり、学部生向け(もちろん院生も入館可能)のMoffitt libraryに併設されています。
Berkeleyの図書館は飲み物を持ち込めないので、勉強中にのどが渇いたらいつもこちらへ。
尚、キャンパス内の売店は夏の営業が限定的になっていたので、このカフェ以外の選択肢も学内にはほとんどありませんでした。
とはいえ、このカフェで提供されるコーヒーやサンドイッチは意外なほど美味でしたので、すぐにお気に入りの場所となりました。

ポスターがちりばめられたCafeのインテリア。テレビがあったので、ワールドカップの際は多くの学生が集まっていました。テラス席も(日差しが当たりすぎない席であれば)気持ちよかったです。

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Free Speech Movementとは、1964-65年にUC Berkeleyで起きた学生運動のことで、バークレーを語る上では欠かせないトピックとなっています。

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当時、アメリカでは自由と平等を求めた公民権運動や女性解放運動などが活発化していました。
キング牧師が有名な「I Have A Dream」の演説を行ったのは1963年の8月で、リンカーンによる奴隷解放宣言からちょうど100年がたっていました。
社会的なマイノリティの権利を保障するための活動に加えて、世界各地の大学で社会への不満を持った学生たちによる運動が活発化し始めました。
日本でも1960年に安保闘争(日米安全保障条約改定に対する反対活動)、1968-70年に全共闘運動大学紛争が起き、こうした学生運動が社会問題化していた時期でした。
バークレーでは、キャンパス内での政治活動を大学が規制しようとしたことに反対し、言論の自由や学問の自由を求めて数人の学生が立ち上がり、多くの学生の支持を得て大変大きな運動を引き起こしました。

学生たちは警官の車を取り囲んだり、キャンパス内のビルを占拠したりし、773名もの逮捕者が出るまでの騒ぎとなりました。
結果的には大学側が譲歩し、今では当時の活動を映画化したり、学内のこのカフェにて讃えるほどの、前向きな出来事として捉えられています。

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当時の主要メンバーは写真入りで紹介されています。日本では学生運動というとネガティブに捉えられることが多いようですが、彼らは英雄という扱いになっており、実際に卒業後のキャリアにおいても多くが成功しているそうです。

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その後、ベトナム戦争への反対運動から生まれたヒッピーは、愛と平和を求め、Back to Natureをモットーに各地で小さな共同体を作っていきました。バークレーには今でもヒッピーが住んでおり、道端でふらっと出会うことができます。
この街は、アメリカの中でも極めて進歩的・反体制的な思想を持つ地域として認識されており、その意味では日本人が思うアメリカとは全く異なる地域だと感じました。
地産地消を大切にし、美味しくて体に優しいオーガニックフードを愛する人々。
アメリカ中に広がるショッピングモールを嫌い、地元の小さな小売店を大切にする人々。
専門職に就く裕福な人たち、バークレーの優秀な学生たち、海外からの留学生たち、ヒッピー、ホームレスなど、全く異なるタイプの人々が対立ではなく共存する社会。
この自由を勝ち取った約50年前の英雄たちを讃えるカフェでは、今日も多くの学生たちが朝から勉強したり、異なる人種の仲間と意見を交わしたりしています。
今あるものはすべて、過去に誰かが築いた何かの上に成り立っているということを思い出させてくれるカフェでした。

プラダを着た悪魔になりたい夫

今日はこれからPronunciationの授業で簡単な劇を行います。

好きな映画の1シーンや、人物のプレゼン、スピーチを真似するというもの。

夫と組んで、映画「プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)」の1シーン、主人公のAndyと先輩アシスタントのEmilyが出会い、アシスタントの仕事や上司のMirandaについて慌ただしく説明するシーンを演じます。

https://www.youtube.com/watch?v=4MqiHurbexE

こちらの映像の最初の1分間。

Andy・Emily共に20代の女性ですが、夫は楽しそうにEmilyを演じています。

でも本当は、カットされてしまったMirandaとAndyの出会いのシーンでのいじわるなMiranda役をやりたかったみたいで、カットされたからプレゼンしなくていいというのに一人で練習しています。笑

結構そっちの気があるのかしら。英語の勉強のため、ほかのシーンも練習したほうがいいかしらと思ったりしています。

 

それにしても、ちょうど良い会話シーンを見つけるのはとっても難しかったです。

最初は映画「Wall Street 2」から、悪いおじさんGordon Gekkoと若者のやり取りを抽出し、かっこよくまねるつもりだったのですが、早口すぎて、かつ一方的にGekkoが話すシーンが多すぎて挫折。

元祖Wall Streetもチェックしてみましたがなかなか見つからず。

よい対話シーンがあっても、主要キャラクターのものではなかったりしてつまらない。

キューティーブロンド(Legally Bronde)やプリティウーマンなど、女性向けのシンプルなシンデレラストーリーのほうが分かりやすい対話のシーンを多く含んでいました。映画の勉強はやはり身近な話題から、ですね。

ピンク色のヨットハーバーを楽しむ

毎週金曜は授業が休みなので、木曜の夜が実質的なFriday nightです。
本日はヨットハーバーのあるEmryvilleというエリアへ。
バークレーからは車で15分、バスでちんたら行くと徒歩と合わせて1時間ほどかかりました。本当に車社会、、、

まずはショッピングモールへ。

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20140731-220901-79741161.jpgモールには、アメリカのモールと言えばお決まりの、GAP、Banana Republic、J CREW、Victoria’s Secretなどに加えて、ユニクロがありました。
ヒートテックもダウンジャケットもあり、店内は日本と変わらない雰囲気。

バークレーにはこのような一般的なモールはありません。
英語の先生によると、バークレーの人たちはモールをugryなものと考えており、地元のお店を守るためにも好まないとのこと。
自動車で行くのもエコじゃなくて嫌いだとか。
こんな話を日々聞いていると、バークレーはアメリカから独立した一つの国なんじゃないかと思ってしまうほど違いを見つけておどろきます。

買い物後、15分ほど歩いて埠頭のヨットハーバーへ。

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Trader vic’sで、ピンク色に移り行く夜景を眺めながら、今週の疲れに乾杯したのでした。

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マイタイandチチで乾杯。

少しだけリゾート気分で休日

バークレーは昨日からとっても暑くなっています。やっと夏らしい気分。
ジャケットやカーディガンなしで、半袖だけで過ごせるのはこの3週間で初めてです。
大学から歩いて30分、バスで10分ほどのところにあるElmwoodというエリアに遊びに行きました。
小さくておしゃれなお店がたくさん並んでいて、美味しいレストランやカフェも多いエリアです。
とっても小さなエリアですが、気分転換にはぴったりでした。

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ヤシの木?なんかが生えていて、学校のすぐそばでバカンス気分を味わえます。
お店も、昔からある帽子屋さんや美容院、セレクトショップやヨガウェアのお店など、新旧いろいろ混ざり合っているもののどれも味があってうまく調和しています。
ショーウィンドウを眺めるだけで楽しい。

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本屋さんでは手書きのオススメカードが可愛らしい。

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が、食事はオシャレなお店ではなく、リーズナブルな和食屋さんのみそラーメン。笑。
美味しかったので満足ですが。

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偶然の産物

何気無く学校の廊下を歩いていた際に見つけたアート作品ならぬ掲示板。
学生がパーティーや課外活動の案内を貼る掲示板なのですが、画鋲というものが普及していないのか、ホチキスで毎回掲示しているようです。
掲示が終わった後にも、そのホチキスは板に残ってしまっていて、所々紙の切れ端もくっついています。
でも私にはとっても美しい作品に見えて、思わず写真に収めてしまいました。
ホチキスの地味なシルバーと、残っている紙切れの鮮やかでカラフルな色合い、そして掲示板のボードの元々の色、これらの組み合わせがなんとも言えない調和を生み出しているように感じます。

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ナッツでリスを釣る

Berkeleyのキャンパスにはリスが山ほどおります。
人間にもだいぶ慣れていて、かなり近いところまで近づいてきます。
今日は、ピーナッツを大量にあげている学生がおり、必死に頬張る姿を眺めていました。かわいいですね。
この子達、結構太っているので、食べ物には困っていなさそうです。

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Berkeleyはグルメな街

食いしん坊な私にはBerkeleyという街は本当にぴったりで、小さな街に美味しいレストランが数え切れないほどあります。
大学のそばにGourmet Ghetto(グルメゲットー)と呼ばれるレストラン街があり、全米で有名なレストランがたくさんあるのです。
たとえば、多くの人がこの街で一番のレストランだと言う「シェ・パニーズ」というフレンチレストランは、全米TOP 100レストランとして選ばれていますが、1か月先まで予約が一杯で、平日ですら全然空いていませんでした。
リタイアしたリッチな人たちや、この街から車でサンフランシスコまで通勤する人たちが訪れているのでしょうか。

ここに来てまだ数週間ですが、人様の家の中の一部屋を借りていることもあり、あまりキッチンを使わずに外食ばかりしています。(言い訳かしら?)
これまで訪ねた中でのお気に入りを紹介します。

Trattoria Corso イタリアン
Yelp評価:4
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アメリカで食べるイタリアンにはあまり期待していなかったのですが、こちらにきて数日たち、なんだかパスタが食べたくなったので、ふらっと入ってみたら大当たり。
前菜に、グリーントマトのフライ、生ハムメロンを頼み、メインは魚、パスタはエビの乗った白ワインベースのものにしました。
そしてデザートは大好きなアフォガートと、パンナコッタのいちぢく添え。
前菜からデザートまで全て美味しかったですし、一品一品が非常に美しく器に盛られており、そのデザインを見るだけでも楽しかったです。
木曜の夜に尋ねましたが、満席で大変賑わっているお店でした。
尚、グリーントマトのフライは今流行っているのでしょうか?ほかのお店でも見つけました。
トマトのジューシーさはフライにしても残るとは、新しい発見!とても気に入りました。

House of curries インドカレー
Yelp評価:3.5
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Berkeleyにはインド人の学生がたくさんおりますので、当然ながらインド料理店も多くあります。
こちらは大学のそばにあり、お昼にふらっと入ったお店でしたが、Best curry house in Berkeleyに何度も選ばれているとのこと。
オーソドックスなChicken Curryと、人気だというChicken Tikka Kabaabを注文してみました。
Chicken Curryはちょい辛で、スパイスがかなり効いていて深みのある味。
Chicken Tikka Kabaabは写真の通りオレンジ色で、ココナッツと思われるソースのおかげで大変まろやかでコクのある味でした。
一緒に頼んだナンも種類が豊富で、今回頼んだのはCheese NaanとGarlic Naanでしたが、ほかにもプレーンとOnionがありました。
チーズ味もガーリック味もふわふわ・さくさくでとても美味しかったです。
テイクアウトが人気のようで、たくさんの学生が並んでいました。

こちらは後日頼んだBhindi Chicken(オクラとチキンのカレー)とChicken Jalfrezi(チキンと各種野菜のカレー)、Onion Naan、サフランライスです。
このオクラのカレーが私は一番好きです。しゃきしゃきのオクラとやわらかいチキンが合います。
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Comal メキシカン
Yelp評価:3.5
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UC Berkeleyのそばにある、メキシコ料理のお店です。
入り口は狭いのですが、中に入ると細長ーくお店が続いており、中庭のようなスペースもあります。
Berkeleyにはメキシカンのお店がたくさんありますが、その中でもオシャレで高価格帯の部類に入るお店です。
ミントなどの香草を使ったカクテルや、アボカドと香草で作ったワカモレをディップして食べるチップス、タコスやケラディラなど、定番のメキシコ料理をオシャレにプレゼンテーションしています。
写真のチップスはすごく美味しくて、ワカモレに加えて辛めのソースも3種類ついてきたのでいろんな味を楽しめました。

Cheeseboard チーズ専門店のピザ屋
Yelp評価:4.5
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こちらは行列のできるピザ屋さん。
毎日1種類のピザを日替わりで提供しており、サイドメニューもサラダしかありません。
私が訪ねた日のピザは、コーンとバジルをふんだんに使ったもので、カッテージチーズが隠し味となっていい味を出していました。
ピザに使われているチーズがフレッシュでとても美味しいです。

Gregoire (フランス風?)サンドイッチ
Yelp評価:4
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学校からは少し離れ、美味しくておしゃれなレストランの立ち並ぶ通りを一歩入った住宅街にある小さなサンドイッチやさん。
朝は卵料理やグラノラなどの朝食メニュー、夜は肉料理などを提供していますが、お昼のメインは写真のサンドイッチ。
スモークサーモンとオリーブクリーム・フライドオニオンのサンドイッチを注文しましたが、スモークサーモンとフライドオニオンがとっても合っていて新しい味との出会いになりました。
少し味が濃いめなので、付け合わせのクスクスと食べるとちょうどよかったです。
アメリカのサンドイッチは大雑把な味で苦手だったのですが、リピート確実なおいしさでした。

Angeline’s Louisiana Kitchen ルイジアナ(南部)家庭料理
Yelp評価:4
初めて食べる南部の料理。BARTの駅があるDowntown Berkeleyにて、家族連れや大人数のお客さんに人気のお店です。
ジャンバラヤやGumbo(オクラとエビ入りのスープ)など、お店の定番商品を頼んでみましたが、どれも日本人にも親しみやすい味付けでした。
写真のドーナツは前菜の一つで、Hush Puppiesという可愛い名前の料理。コーンフリッターを揚げて、はちみつバターを付けて食べる甘い前菜でした。
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Gather イタリアン
Yelp評価:4
だいぶイタリアンへ行く機会が増えてきましたが、その中でも野菜がたっぷり出てきてヘルシーなお店がこちら。
日曜の夜7時に訪問したところ満席で、いつも人で溢れているにぎやかなお店です。
4種類あるピザが人気のようで、皆が注文しており、確かにとってもおいしかったです。
写真のピザはSummer Squashという名前で、パンチェッタという薄切りのベーコンのようなお肉をトッピングして食べました。お肉とチーズとズッキーニとバジル、それぞれの質感がとてもちょうどよく混じり合っていてシナジー効果が出ていました。
サラダの写真の左のほうは、サンフランシスコに来てからよく食べている、ブルーチーズとナッツが乗ったサラダ。
右のほうは、gatherオリジナルと思われるケールのサラダで、和風の味付けがされておりとっても新鮮。生のケールはわかめのようで面白い食感でした。
さらに、デザートに食べたピスタチオのケーキが、甘さ控えめでとっても上品な味付けでした。

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以下、後日ランチで訪問した際に注文したお料理です。ランチセットのようなものはありませんが、サンドイッチが販売されています。
ピザやケールのサラダなど、夜と共通のメニューも多いです。

・Little Gemsという名の、アボカド・グリーントマト・きゅうり・バジルのサラダ。サワークリームのドレッシングなのですが、とてもさっぱりした味で、しゃきしゃきのレタスの食感が際立ちます。
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・Pancetta(塩辛生ベーコン)のピザ。チリが入って少しスパイシーですが、半熟卵が甘味を加えています。
パンチェッタと卵はどのピザにも3ドルでトッピングすることが可能です。

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Barneys Gourmet Hamburgers
Yelp評価:3.5
Safewaysという大型スーパーのそばにある、ちょっと高級なハンバーガーやさん。
お肉はアメリカにしては薄めのハンバーグで、肉汁じゅわっというよりは上品な印象のバーガーです。
最もプレーンなバーガーを注文しましたが、照り焼きだったりメキシカンだったり、10種類以上のフレーバーのバーガーが販売されています。
ポテトも薄切り/厚切り、ソース付などカスタマイズ可能で、お客さんのわがままに応えてくれるお店。

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居心地の良いカフェは、知性を育む?

サンフランシスコから高速鉄道BART(Bay Area Rapid Transitの略)で約30分、バークレーという街にてこの夏を過ごしています。
UC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)にて英語の夏期講習を受けているのですが、この大学は、ニューヨークやロンドンのような大都会にあるわけではないのに、学校の周りにたくさんの素敵なor美味しいレストラン・カフェがあり、とても学生にはもったいない(笑)環境なのです。

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ここに来て2週間、色々なお店に足を運びましたが、今日訪ねたこのお店は、まさにこんなお店に来たかった!と心の中で叫んでしまうほど素敵でした。
このカフェ、Cafe Strada(残念ながら公式HPはなさそう。口コミサイトYelpのページはこちら)は大学のすぐ目の前の通りにあり、複数の大きな木に囲まれて神秘的な雰囲気を醸し出しています。
バークレーはそもそも真夏でも涼しく、20度前後までにしか気温が上がらないのですが、日差しは割と強いので、大きな木の葉に隠れることでちょっとした日よけになります。
店内席とテラス席に分かれており、どこでもFree WiFiが使えるため、多くの学生がここでPCを使い、チャットしたり宿題をしたりしています。
雨がほとんど降らないので、テラス席は店内席とほぼ変わらずに毎日朝晩人であふれています。
メニューはコーヒーやサンドイッチを中心に揃えており、私の好きなイタリアンソーダ(炭酸水に好きなシロップをinします。 ピーチやパッションフルーツ、パイナップルがお勧めです)も売っていました。
UC Berkeleyは全米屈指の名門大学ですが、優秀な学生の皆さんはこんな素敵なカフェで勉強しているんですね。