Hello Paris!

とうとうパリに来ました。
セーヌ川からエッフェル塔と自由の女神を眺めて、本当にパリに来たんだなぁとボーッと過ごしました。

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バークレーの記録はまだ完全に残せていないため、ぼちぼち更新しつつ、今日からはパリの情報もアップデートしていきます。

SF空港または機内で買うべきもの(ANA前提)

今回の旅では、成田とSFの往復フライトを行きはUnited、帰りはANAにしました。
空港や機内でのショッピングは旅の楽しみの一つですが、これから旅する方に向けて、どんなものが買えるかを記載しておきます。化粧品の話が中心になってしまいますので、関心のない方はごめんなしさい。

◼️成田空港
日本で売ってる主要な化粧品ブランドの多くを、2割引前後で購入できます。
特に、ANAやJALのカードを持っている場合には、ANA Duty Freeなどにて更なる割引を受けることができます。
ホームページから販売ブランドを先に確認しておき、ここにあるものはカードを使って購入します。ただし、後述の機内販売品はあくまで機内で買うようにします。
アメリカにないブランド、つまり成田で買っておくべきブランドは、RMK、ソニアリキエル、ルナソル、ジルスチュアート、Threeなど。
外資系ブランドの製品で、日本向けまたはアジア向けに開発された製品もここで買います。

◼️機内販売
航空会社のホームページで、機内販売品を事前に確認することが可能です。
2か月ごとに製品が代わることが多いですが、最近良く見るものとしては、
•ランコムの日焼け止めBBクリーム(もう10年ぐらいは見るような、、、)
•ジルスチュアートのチーク
•ロクシタンのハンドクリーム
•SK-2の化粧水やシートマスク、メンズコスメセット
•クラランスのスリミング美容液
などです。
また、時期によって、ランコムやヘレナのマスカラ、ディオールのリップグロスなども出てきます。
繰り返しになりますが、航空会社のカードを持っている人にとっては、ここで買うのが一番お得です。定価の3-4割引になることが多いです。

◼️サンフランシスコ国際空港
ANAやUnitedのある、スターアライアンス向けターミナルの話になりますが、お土産屋さんは まぁまぁ です。
まず手荷物検査に入る前に、美術館のグッズストアがあり、おしゃれで気の利いた写真集や本、アクセサリ、文具、おもちゃが売っています。
私は赤ちゃん向けのおもちゃの本を買いました。
検査後は、大きなDFSがあり、化粧品ではbobie brown、シャネル、ディオール、de la mer、資生堂があったと記憶しています。ブランドの数は決して多くありません。
また、ここではおみやげのお菓子やお酒を買うこともできます。
チョコレートはゴディバ、アメリカブランドのシーズキャンディーズ、ハーシーズなど色々ありました。
またハワイの定番であるハワイアンホストのマカダミアナッツチョコや、最近定番化したホノルルクッキーカンパニーのクッキーまで買えます。種類は少ないですが。
あとは、Tumiのカバンコーナーもあります。
搭乗口に向かう途中には、スワロフスキーのアクセサリーのお店や、定番ですが本屋、また新たなチョコレート等お菓子屋さんがあります。
私はシーズキャンディーズのチョコを買いました。シーズのファン以外の方は、サンフランシスコ市内でおみやげを買ったほうが良いでしょう。
ただし、おみやげの定番であるチョコレートは、買ってきても成田から移動する間に溶けてしまうので悩みます。シーズで売ってるキャラメルナッツのトフィーや、アボカドオイルなどをお土産にしたほうが安心かもしれません。

レストランはメキシカン、寿司、バーガー、カフェ、バーというバラエティでしたが、残念ながらどれもあまりファンシーではありません。
サンフランシスコでは国内線のターミナルに行ったことがありますが、そちらのほうがよほどおしゃれなレストランが入っていました。

買い物という観点でいままでで一番良かった空港は、バルセロナです。
化粧品に加えて、mangoやdesigualなどのスペインのアパレルブランドの製品がたくさん免税にて販売されていました。
免税じゃなくても良いので、SephoraやGAP系ブランドがアメリカでもテナントとして入ってくれると嬉しいのですが。

Foodie or not? : Chez Panesse

私は食べることが大好きですが、Foodie(美食家)と言えるほど自分の食べるものにこだわっているわけではありません。
素材や産地のデータは提供されれば興味深く読みますが、何も考えずに見て美味しそうなもの、食べて美味しいものを選んでいるだけです。
よって、時に邪道ともいえるであろうお店に通ったり、人におすすめしたりしてしまうこともあるのですが、カリフォルニアにたくさんいるであろう真のFoodieの方々が信仰してきたこのレストランは、紛れもなく王道であり、Foodie or notに限らず、多くの方々がピュアに美味しいと感じ、幸せな気持ちになれるお店ではないかと思いました。

Berkeleyで最も有名なレストラン、Chez Panesse(シェパニーズ)
夫婦の記念日を祝うため予約を試みましたが、希望する日の予約は(その時点で数週間先でしたが)既に埋まっており、その数日後のとある平日に2席を確保し、訪問を心待ちにしていました。
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この店のオーナーは、Alice Watersさんという1944年生まれの女性シェフ。
オーガニック野菜を使った地産地消のカリフォルニア料理を世に知らしめた先駆者で、アメリカ料理の母と呼ばれているとか。料理の本も多く出版しています。

彼女は元々、NYのお隣のニュージャージー出身、つまり東海岸の人間だったのですが、UC BerkeleyでFrench Cultural Studiesを専攻したことをきっかけにバークレーとの縁ができました。
学生時代に留学したフランスで、現地で採れた新鮮な野菜や果物を市場で購入し調理するスタイルに感銘を受け、(同じく新鮮な野菜や果物の採れる)北カリフォルニアでも同じようなスタイルを広めていきました。
また、前述のFree Speech Movementが起こった際、まさにUC Berkeleyの学生だった彼女は、この活動に積極的に参加し、仲間たちを料理で励ましました。

卒業後、欧州を旅することで料理や教育に関するさまざまなインスピレーションを得たのちの1971年にChez Panesseを開業しました。
当初は自分の友人たちをもてなす店として、その後、地元の農家や生産者とのネットワークを構築し、一般向けのレストランとしてお店を拡大していきました。

料理は日替わりのコースメニューとなっており、お値段は曜日によって異なります。月曜が65ドル、火~木曜が85ドル、金・土曜が100ドルです。
訪問したのは85ドルの日で、メニュー内容は以下の通りでした。
(前菜)Sea scallop, Gulf shrimp, and razor clam with cherry tomatoes and anise hyssop
(パスタ)Hand-cut tagliatelle with summer vegetables and herb pesto
(メイン)Spit-roasted Llano Seco pork loin with sage,Chino Ranch corn fritter, roasted sweet peppers, and pickled peaches
(デザート)Strawberry bombe glacee
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どのお皿も、想定よりもクラシックで、素材の上質さが主役になるよう計算された味つけでした。
まるで日本で懐石料理を食べているかのような美しいパレットと、優しい味わい。
サンフランシスコのCommonwealthで感じたような斬新さは感じませんでしたが、長く愛される店の自信とオーナーのプライドを見せつけられました。
そして、素晴らしいサービスと笑顔。自分がレストランを開くならばやはりこんな店だろうか、ととても幸せな気持ちに浸った夜でした。

Free Speech!

あっという間に6週間が経ち、Berkeleyでのサマープログラムは終了し、帰国してしまいました。
あまりの蒸し暑さにへとへとになり、早速ホテルのプールでリゾート気分でもと思ったのですが、非宿泊者向けの利用料の高さに手が出ず。東京でリゾート気分を味わうのは難しいです。
まだまだ更新できていない情報がありますが、今週来週にかけて精力的にアップしていきます。忘れないうちに。

今回は、毎日通っていたFree Speech Movement Cafeの紹介です。
UC Berkeleyのキャンパスにあり、学部生向け(もちろん院生も入館可能)のMoffitt libraryに併設されています。
Berkeleyの図書館は飲み物を持ち込めないので、勉強中にのどが渇いたらいつもこちらへ。
尚、キャンパス内の売店は夏の営業が限定的になっていたので、このカフェ以外の選択肢も学内にはほとんどありませんでした。
とはいえ、このカフェで提供されるコーヒーやサンドイッチは意外なほど美味でしたので、すぐにお気に入りの場所となりました。

ポスターがちりばめられたCafeのインテリア。テレビがあったので、ワールドカップの際は多くの学生が集まっていました。テラス席も(日差しが当たりすぎない席であれば)気持ちよかったです。

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Free Speech Movementとは、1964-65年にUC Berkeleyで起きた学生運動のことで、バークレーを語る上では欠かせないトピックとなっています。

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当時、アメリカでは自由と平等を求めた公民権運動や女性解放運動などが活発化していました。
キング牧師が有名な「I Have A Dream」の演説を行ったのは1963年の8月で、リンカーンによる奴隷解放宣言からちょうど100年がたっていました。
社会的なマイノリティの権利を保障するための活動に加えて、世界各地の大学で社会への不満を持った学生たちによる運動が活発化し始めました。
日本でも1960年に安保闘争(日米安全保障条約改定に対する反対活動)、1968-70年に全共闘運動大学紛争が起き、こうした学生運動が社会問題化していた時期でした。
バークレーでは、キャンパス内での政治活動を大学が規制しようとしたことに反対し、言論の自由や学問の自由を求めて数人の学生が立ち上がり、多くの学生の支持を得て大変大きな運動を引き起こしました。

学生たちは警官の車を取り囲んだり、キャンパス内のビルを占拠したりし、773名もの逮捕者が出るまでの騒ぎとなりました。
結果的には大学側が譲歩し、今では当時の活動を映画化したり、学内のこのカフェにて讃えるほどの、前向きな出来事として捉えられています。

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当時の主要メンバーは写真入りで紹介されています。日本では学生運動というとネガティブに捉えられることが多いようですが、彼らは英雄という扱いになっており、実際に卒業後のキャリアにおいても多くが成功しているそうです。

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その後、ベトナム戦争への反対運動から生まれたヒッピーは、愛と平和を求め、Back to Natureをモットーに各地で小さな共同体を作っていきました。バークレーには今でもヒッピーが住んでおり、道端でふらっと出会うことができます。
この街は、アメリカの中でも極めて進歩的・反体制的な思想を持つ地域として認識されており、その意味では日本人が思うアメリカとは全く異なる地域だと感じました。
地産地消を大切にし、美味しくて体に優しいオーガニックフードを愛する人々。
アメリカ中に広がるショッピングモールを嫌い、地元の小さな小売店を大切にする人々。
専門職に就く裕福な人たち、バークレーの優秀な学生たち、海外からの留学生たち、ヒッピー、ホームレスなど、全く異なるタイプの人々が対立ではなく共存する社会。
この自由を勝ち取った約50年前の英雄たちを讃えるカフェでは、今日も多くの学生たちが朝から勉強したり、異なる人種の仲間と意見を交わしたりしています。
今あるものはすべて、過去に誰かが築いた何かの上に成り立っているということを思い出させてくれるカフェでした。

韓国風ライスバーガー

アメリカで過ごしていると、自分がレストラン業で成功できちゃうんじゃないかと錯覚してしまう瞬間が多々あります。

UC Berkeleyの南門(Sather Gate)の目の前のTelegraph aveを5分ほど歩いたところにあるKoja Kitchenは、口コミサイトYelpで大人気のお店。
韓国料理と日本料理を融合させたカジュアルなお店で、いつもランチタイムには学生が並んでいます。
お目当ては、BBQ Beefのライスバーガーと、Kamikaze fry(名前は不謹慎ですね、、、)。

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ライスバーガーのバンズのお米はなぜか少しクリスピーで、具のお肉をたっぷり挟んでアメリカサイズで提供しています。
フライドポテトは、メッシュ状のポテトの上にまたまたBBQ Beefやチリソースをトッピングして少しスパイシーな味付けに。
どちらもYelpでみんなが勧めているほどのクオリティではないと私は思ったのですが、アメリカのバーガーに飽きた人にちょうどよいパンチをくれるのかもしれません。Berkeleyに長く滞在する人は、一度食べてみると面白いでしょう。

モスバーガーの上品な和風バーガーがアメリカでは食べられない一方で、このバーガーが大人気になっているというのはとても不思議。
昔食べたampmのライスバーガーですら、アメリカではきっと人気になるのではないか、と思い出します。
今もファミマで引き継いで売っているのかな?
カリフォルニアロールだけでなくライスバーガーも外国人ウケするのであれば、、、フランスに行ったら自分でも作ってみようと思います。

チョコレートの家

大人になって良かったことと言えば、好きなお菓子を好きなだけ買えること。。。

ということで、甘党の私はBerkeleyでも美味しいお菓子を探し続けました。
あまり暑くないのでアイスクリームは少ししか食べなかったのですが、代わりにチョコレートを好んで食べました。
涼しいおかげで、夏でも溶けずに持ち帰れるのが嬉しかったです。

一番のお気に入りは、ElmwoodにあるCasa de Chocolates。チョコレートの家、という意味を持ちます。

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可愛らしい店内ディスプレイ。

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ラテンアメリカのチョコレートやさんで、チリパウダーや塩&ピスタチオなど、ユニークなフレーバーのチョコを販売しています。
お店の外のベンチで飲める、Spicy hot chocolate(冷たいバージョンもあるよう)にチリパウダーをかけてもらい飲んでみたところ、今まで体験したことのない味!
ダークチョコをベースにしているのでそもそも甘くないのですが、チリが混ざることで味に締まりが出るというのか、まるでカクテルを飲んでいるような気分になるというか、、、
とってもオトナなココアを体験しました。
これまではプレーンなダークチョコが一番美味しいと思っていましたが、一気に考えが変わりました。

その他、シンプルなトリュフや、エスプレッソやドライマンゴーをまぶした板チョコを買いました。
トリュフは大変気に入ったのでリピート買い。お酒が効いていてこちらも大人向けでした。

チョコカップケーキやプリンなどもとっても美味しそうでした。
お値段は、安くはありませんがいわゆる欧州系のハイブランドたちと比べると手頃。
またいつか、訪ねることができたらよいなぁと後ろ髪を引かれつつお店を後にしました。

ワインの後はSFでもラーメン

いよいよ最後の週末。ナパバレーへ行って来ました。
1日で5軒ものワイナリーを巡りテイスティングを行いました。
ナパの様子は後日更新するとして、今日はシメのごはん、とんこつラーメンの写真を。

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ユニオンスクエアにあるショッピングモールの地下にある味千ラーメンにて。BARTのPowell st直結です。
夫によると、味千ラーメンは日本よりも中国等の海外で成功している熊本とんこつラーメンとのこと。
ラーメン数種類に加えて、カレーライスや定番化カリフォルニアロール、餃子、バブルティー(ここが中国人向けっぽい)などを提供していました。
さすがにSFでとんこつラーメンは初。なかなか美味しくて、ほっとする味でしたよ。

日本やアメリカからフランスへ持っていくべきもの

(この記事は2014年8月に記載し、その後同12月に更新しました。)

以下のものが必須アイテムだと思っています。

■アメリカからフランスへ持っていくもの

これは一部の人にしか関係ない情報かもしれませんが、洋服や下着は日本またはアメリカで買うのが一番安いです。
また、Victoria’s Secretはフランスには進出しておらず、同じような低価格帯の下着ブランドも少ないです。
(しいて言うならば、etam という下着•部屋着のブランドはかわいいし高くないのでフランスでのお勧めです。)
洋服も、フランスには独自のブランドやZARAなどのファストファッションブランドは多くあるようですが、アメリカのセール時の安さは半端ありません。
ちょうど夏のセールと重なったので、アメリカブランドの洋服を安く調達しました。
具体的には、Banana Republic(いつもお店のはじっこにセールアイテムがあります)、GapなどのTシャツやカーディガン、J Brandの白デニム、DVFのワンピース、Kate Spadeの靴等をセール価格で買いました。
夫もアメリカブランドのTシャツやJack Spadeのカバンなどを購入しています。
それから、化粧品については日本から持っていく方のほうが多いかと思いますが、私はアメリカブランドを多く使用しているため、De La Merのクリームや、アメリカでしか販売されていないオーガニックコスメJosie Maranのアルガンオイル、同じくアメリカでしか販売されていないBliss Spaの顔用スクラブ、同Hourglassのオイルのメイクアップベースなどを買いました。
アメリカ中にあるSephoraはフランスの会社なので、当然フランスにもたくさんお店がありますが、扱っているブランドがだいぶ異なり、アメリカブランドはクリニークとbenefitぐらいしか置いていない気が。
アメリカブランドであるOPCやEssieのマニキュアはフランスでも買えますが、当然アメリカで買うのが安いですし、薬局等で売っている爪やすりは絵柄が可愛いのでいつもこちらで購入します。
尚、フランスではオーガニックコスメが人気でたくさんのブランドがありますので、たとえば敏感肌でも使える製品は多く販売されています。
weleda、nuxe、コーダリーなどは断然フランスで。そこら中の薬局で買えます。

フランスでは古着屋さんで掘り出し物を見つけることを今から楽しみにしています。

■日本からフランスへ持っていくもの

たくさんありますが、私が重要だと思っているアイテムは以下の通りです。追加で気づいたアイテムがあれば後日足していきます。
・折り畳み傘(フランスでは売っていない模様!)2つ➡︎売っていましたが性能は日本が上。
・サランラップ、アルミホイル➡︎アルミホイルは不要。フランスので十分でした。サランラップはたっぷりと、、、
・お弁当箱、水筒➡︎保温効果のあるものや可愛いものは日本にしかありません。
・プラスチックの密封容器(日本製のほうが性能が良いです。ただしお金を出せば良いのもあります。
・緑茶のティーバッグ(フランスでも調達できますが、安くて軽いので持参しようかと)
・ウェットティッシュ(レストランでおしぼりがでてこないので持ち歩いています。百円ショップで大量に購入。)
・ポケットティッシュ
・洗濯ネット➡︎たまに売ってますが無駄に高いです。
・洗顔ネット(洗顔料を泡立てるネットです)
・日焼け止め(肌がデリケートな人は日本製の物を持参したほうがよいようです。顔用については、ANA便に乗る方はランコムの日焼け止めBBクリーム(日本向け仕様)を機内販売で安く調達することが可能です)
・ほっかいろ(郵送はできないようなので手荷物で少々持参)
・もこもこの靴下(さすがに靴下は売っていますが、もこもこのあったかいものかつ可愛いものはなかなかありません・・・)
・マイナスイオンヘアドライヤー(ドライヤーのないホテル等に泊まる機会もあるかもしれないので、世界中で使える仕様の安くて軽いものを購入しました)
・コテ(こちらも、世界中で使用できるタイプの物を購入しました。Mod’s hairの、ストレートアイロンにもなるものを予備含めて2つ持ってきました)
•日本らしい絵柄のハガキやレターセット
•小さな封筒(習い事の月謝を払う時などに便利)
•文房具(日本製のも売ってますが高い。ノートやペン、ファイルなど)
•ふりかけやチューブ式のしょうが•わさびなどの軽い食品
•キッチン用の三角ネット。これはキッチンの形態に合わせて。
•マッサージ器具。背中のツボを押す器具や、ヘッドマッサージの器具など
•顔用シートマスク。ほとんど見かけません
•ほっとアイマスクなどの、体を温める日本ならではのアイテム
•ヒートテック関連商品。とにかく寒いです。ユニクロはパリにもいくつかありますが、一番安い日本で大量に。
•普段使い用のタイツ&ストッキング。WalfordやMax Maraなどの高級ブランドのストッキングはパリの方がかなり安いですが、普段使いするものは日本製が一番安く品質も良いです。
•パジャマ。これもフランスのはやたら高いです。
•化粧品全般。ランコムなどのフランスブランドですら、今の為替レート(1ユーロ140円台)だと成田•羽田の免税店または飛行機で買うのが一番お得です。
•フランス語の教科書•単語帳。日本語で勉強したい人は、パリでも買えるものの高いので持参してください

逆に買わなくてよかったのは、シャンプー、リンス、ボディーシャンプー、ボディークリームなど、顔用化粧品ほどデリケートにならなくてもよい化粧品たち。
とても高品質の商品がたくさん売っています。
石鹸やキッチン•お風呂の掃除道具なども色々な種類があるし、日本製よりもカビへの効き目が良かったりして気持ち良いぐらいです。
また、雑誌は最新号をネットで購入できるものも増えて来ました。Oggi、Domani、GQは日本と同じ値段で見れます。
映画もamazon instant videoで日本語字幕のものを視聴可能です。

やっぱりアジア料理が好き@SF

どれだけカリフォルニア料理が美味しくても、やはり食べたくなるのはアジア料理。
和食に限らず、韓国でもタイでも中国でも、とにかくアジアのごはんが3日に一度ぐらいはないと、食欲がなくなる私です。
サンフランシスコでも2軒のアジア料理を訪ねました。

Yank Sing(飲茶)
Yelp評価:3.5
Financial Districtにある飲茶の美味しいお店。バークレー卒業生におすすめされたので訪問しました。BARTのEmbarcadero駅から5分ちょっと歩いたところにあります。
日本で言うところの大手町ファーストスクエア的なビルの中に入っているお店です。
ビルの中に吹き抜けと噴水がある、ゴージャスな建物。

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アメリカの中華料理店としては珍しく、お店の中はとてもゴージャスなつくりで、バーカウンターまでついています。
お値段も高めで、お昼の飲茶で一人5000円ぐらいかかります。
残念ながら写真を撮り忘れてしまいましたが、土曜の昼下がりに訪問したところ、たくさんの人で賑わっていました。
お料理はどれも美しく、日本で食べる飲茶のように丁寧につくられていて、味もなかなかです。(アメリカで食べる飲茶って、結構大雑把な見た目・味という印象なのです。。。)
印象に残ったのは北京ダックとマンゴープリン!ぜひお試しください。

The Slanted Door(ベトナム料理)
Yelp評価:3.5
Ferry buildingに入っている、ベトナム料理のお店です。BARTのEmbarcadero駅から10分ほど歩きます。
こちらはSF BiteBite!でオススメされていたので訪問してみました。
(尚、上記Yank SingもSF BiteBite!ではアジア料理部門3位としておすすめされていますね。)

ランチで訪問し、一人1品ずつ注文しました。
Hodo Soy Beaney Yuba Noodle 13ドルとCaramerized Wild Gulf Shrimp 20ドル(+ライス)で、さすが観光地にあるお店、高めの値段設定です。
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どちらの料理も味がやや濃く、ごはんが進みます。味付け自体は優しく、日本人にも抵抗のないほっとする味わいでした。
ボリュームもちゃんとあります。
店内はとても広く、またとてもおしゃれなインテリアになっていました。待合スペースでお酒を楽しむことができます。

美味しかったですが、GatherやCommnwealthのような感動はありません。もちろん、ランチだったからというのも理由の一つだとは思いますが。
このお店のためにバークレーからはるばるSFへ行くというよりは、海の景色を楽しみ、フェリービルで買い物し、そのついでにここでランチを食べる、というのが賢いプランかもしれません。
ちなみにスペイン料理のCoquetaも近くのビルに入っています。

料理に国境なし

信頼するサンフランシスコのグルメサイト、SF BiteBite!を見ながら、今日も新しい感動を求めてレストランを予約。
尚、このウェブサイトは本当にオススメで、サンフランシスコ周辺の(そこそこ高級な)レストランを日本人の視点で厳しく採点し、料理の美しい写真と共に公開してくれています。

本日訪問したのは、Mission地区にあるCommonwealthというアメリカ料理のお店。

Mission地区は、元々はヒスパニック系アメリカ人の街だったのですが、近年アーティストやIT企業に勤める若者が住むようになり、街の雰囲気がエリアによって大きく変わるようになったそうです。
BARTの16th Mission st駅で降り、改札を出た辺りでは、渋谷や原宿にいそうな若者たちがたくさんおり、少し安心したのですが、その後外に出ると夜遅くになっていたこともあり一気に雰囲気がダークに。
帰りにお店の人に聞いたところ、安全だから眼だけがっつり開けて歩きなさい、とのことでしたが、慣れていないととっても怖い道です。

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道端にたむろする人にさらっと絡まれつつ、不安に震えながら、5分ほど歩いたところに小さな一軒家がありました。
外観写真を撮り忘れてしまいましたので、店内の写真を掲載。

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お食事は、単品で以下の品々(2名分)を注文し、結果として全てに驚きと新しい味の発見がありました。
どれも美味しく、美しく、新鮮でヘルシーな食材によって構成されていました。
お店の照明が暗めだったので、写真もとっても暗くなってしまって残念です。

パンの代わりに最初に出てくるのは、のり塩味のポテチ。日本人ならおなじみの味です。
海外の方はのりがあまり好きではないようで、のりで巻いた黒いおにぎりにも抵抗がある、とよく聞いていたのですが、のり塩味のポテチはそれなりに受け入れられているようで、日本食スーパーでも何度か見かけました。

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前菜2品。
・spring allium panna cotta, smoked mushrooms, pickled ramps, lovage, pine oil
春にんにくのパンナコッタ、スモークしたきのこと共に。とでも訳しましょうか。まろやかなペーストをつけて、香り豊かなきのこを楽しみます。

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・sea urchin, trout roe, potato, little gem lettuce, sea bean, lime cream, pickled wasabi
うにのカルパッチョ、と呼んでおきます。うにといくらのコンビは頻出ですが、クリーミーなソースのおかげで新しい印象です。

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・squid on the plancha, pea dumplings, tapioca, smoked ham, pickled cilantro, onion broth
イカとえんどう豆の和え物。半透明のジュレに見せかけた小さなタピオカがまぶされています。和風の味付け・盛り付けで親しみやすい味でした。

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・roasted okra, avocado, black mole, cranberry beans, preserved kumquat, corn chip
オクラとアボカドのサラダ。大きくてしゃきしゃきのオクラとまろやかなアボカドペーストのコンビが絶妙です。

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メイン。
・grilled pork, fava beans, fennel, apricot, umeboshi, tarragon, orange dusted chicharrón
豚のグリル。アプリコットを交えて、彩りと甘味を加えています。

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・hen, sprouted wheat berries, ramps, New Zealand spinach, radish, banyuls emulsion
めんどりを小麦粒やホウレン草とともに。やわらかくてしっとり、でも外側はクリスピーで、ギャップを楽しめるお肉でした。

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以上6品頂きましたが、量はそれぞれ少ないものの多様な食材を使っており、味付けも「ほんとうにアメリカ料理?」と思えるような繊細なものでした。
和風だったり、フレンチ風だったり、イタリアン風だったり。その境界はまったく見えず、新鮮な食材を使い、新しい組み合わせを提案した結果、こうなったんだよというメッセージが伝わりました。
イカのお料理なんて、まるで日本の料亭のようなプレゼンテーションでしたし。
梅やわさびなど、日本食の定番フレーバーは、洋風のお料理においてもアクセントとして存在感を放っていました。
ふと思い返すと、先日食べたスペイン料理Coquetaのシェフももともとはイタリアンの巨匠。
料理の世界ではもう国境という概念がなくなっているんだな、と強く感じた夜でした。