ベルギーに一泊してから、ドイツのケルンという街に移動しました。
アメリカに留学していた時のクラスメイトが住んでいるため、彼に会いに来たかったのです。
パリからは車で4時間半から5時間程度かかりますが、昨晩泊まったDurbuyからは2時間弱。
世界一小さな町から、歴史的建造物と近代的建築物が共存する大都会へ。
下の写真の中心に写る2つの角、ケルンで最も有名な建築物、ケルン大聖堂です。
第二次世界大戦の際、ケルンは大規模な空襲により街のほとんどの建物が壊滅しましたが、この大聖堂だけは奇跡的に残ったそうです。
大聖堂の脇にはローマ・ゲルマン博物館があり、ローマ帝国の都市として発展したケルンの長い歴史を振り返ることができます。
そこで印象的だったのは、紀元前後3世紀頃のアクセサリー。
女性のアクセサリーの好みは2000年前から変わらないのですね。
そして、当時の日本ではもっとシンプルで荒っぽいアクセサリーをつけていたはずですが、こちらの大陸は既に洗練された細やかなデザイン。
誰がどんなシーンでどんな服と共に身につけていたのかな、と気になります。
そして、ケルンはオーデコロン発祥の地(コロン=ケルン)。
世界最古のオーデコロンも売っていました。